鳥取三朝温泉の観光地レポートその5♪ 三朝温泉「三朝館」チェックアウトして最終日にまわったのは、映画「るろうに剣心」ロケ地にもつかわれた鳥取城跡ちかくにある重要文化財・仁風閣(じんぷうかく)という建物。三朝温泉から車で40分ほどかかる。
長男が映画「るろうに剣心」の大ファン。それで絶対いきたい!!とのことで立ち寄ったよ。重要文化財なのに一室を一般レンタルしていたり、かなりオープンだった。仁風閣の専用駐車場はなく鳥取県庁の無料駐車場を利用していいことになってる(2014年8月現在)
仁風閣のみどころ
歴史的にいろいろあるんだろうけど、そこはそなえつけのパンフをみてネ。私がおもしろかったポイントをご紹介★
らせん階段
▼らせん階段の写真構図はポストカードをマネっこ。
ささえ支柱がないらせん階段はとーってもめずらしいんだって。今は危険なのでのぼれません。そういえば映画「るろうに剣心」バトルシーンで、らせん階段がセットで組まれてたような。ここの館のつくりをイメージしてセットつくったんだろうな。
むかしの洋式トイレ
当時つかわれいたトイレが展示(笑)
ひきだして使うらしいのだが、ちょっと小さいよね。ひとり用なのだろうか。1日たったらあふれちゃうし、掃除がたいへん。そう考えると昔のぼっとん和式便所は穴ふかーくほった場所にそのまま落ちていくから、かなり利便性があったな。
ひろい芝生のお庭
白い建物、青い空、グリーンの芝生!
まるで雑誌モデルにでもなった気分に。写真が趣味だったり一眼レフもっているならあちこちで絵になる写真がとれるとおもう。本館にはいるのは150円必要だけどお庭には無料でだれでもはいれる。近所のママ&子供さんがお庭でおにぎりたべてたもん(笑)
アンティークな家具と雰囲気
▼明治情緒たっぷりの室内
▼階段にはじゅうたんが
和風建築とはちがう、ニスの風合いがなんとも。階段にじゅうたんがひかれているのも明治の空気がかんじられた。
一見すると真っ白できれいな建物。でも近くでみるとところどころかなり老朽化している。木造だから仕方ないんだろうね。とっても素敵な建物だったからながく残してほしいな。
▼白くはがれている壁
鳥取城跡
仁風閣はもともとは鳥取城があったばしょに明治40年にたてられたもの。仁風閣にいくまでに城跡の石だとか堀だとかもあるの。子どもの自由研究にもいいね。
仁風閣「るろうに剣心」で使われたのはこの場面!
●映画前半で、武田観柳が足を水につけながらのロケシーン。ここの仁風閣のひろーいお庭で撮影されました。
●映画最後、武田観柳がおいつめられて2階バルコニーからお金をばらまくシーン。「カネならいくらでもあるぞお?」。長男がさっそくマネしてさけんでました。はずかしくて即注意。そしてめいわく(スイマセン)とはいえ、平日だったのはお客さんは私たちの他には女性ひとりだけでした。エアコンなどはないのでとにかく暑い。外にでたほうがすずしかった。
▼2階に映画撮影パネルが。
長男と次男は、映画後半の館バトルシーンはこの仁風閣でとられたとおもったんだって。映画みた人ならしってると思うけど、武田観柳の館内(=仁風閣)でひとりずつ敵を倒しながら(そして館内を破壊しながら)あがっていく。そんなのこの重要文化財内でできるわけがない…。しかし子供だからそこがピンとこなかった様子。
私が「あれは東京にあるスタジオっていうところで撮影したんだよ」と説明したら「ええー、じゃあそこにいきたい!」って^^;
仁風閣 入場料
仁風閣は子供無料、65歳以上無料。家族でいってはらったのは私ひとりぶん150円。入場料やす?い。おどろいたことに「謁見所室」は1時間900円というちょーリーズナブルさで一般貸出されているんだって。冷暖房ないからミーティングというよりも映画撮影なんかでつかうのかしら? とにかくこれだけ楽しめたら十分入場料のモトはとれたなあ。写真好きな方にはおすすめですよ。